妊娠・出産
妊娠したかも?と思ったらまずは病院へ!~検診の頻度や定期検診の流れ~
生理が遅れたことで妊娠かな?と感じたり、妊娠検査薬で陽性が出たら、まずは産婦人科を受診しましょう。
検査薬はあくまで妊娠したことによるホルモンを感知しているだけで、妊娠自体をしっかり調べることは出来ません。
また、子宮外妊娠等処置が必要な妊娠をしている場合もあります。健康な妊婦生活をおくるためにも、まずは病院で受診しましょう。
初めての病院はいつ頃がいい?
検査薬で妊娠の判定が出たものの、すぐに病院に行っていいものか迷いますよね。
だいたい6週目くらいまでに初めて病院を受診する方が多いそうです。また、妊娠の目安となる「心拍の確認」は大体、8週頃までに確認できると言われています。
病院で心拍の確認ができたら、役所などに母子手帳をもらいに行きましょう。病院で貰えると思っている方も多いですが、病院ではもらうことができません。必ず役所の窓口を尋ねるようにしましょう。
週数によって検診の頻度は変わります
初診で妊娠が確定したら、定期的な受診が始まります。流産のリスクが高いと言われる妊娠初期には1~2週間ごとに来るように言われるのが通常です。その後安定期と言われる妊娠中期に入ると4週間に1回、妊娠7か月から臨月に入るまでは2週間に1回、臨月は週に1回が基本となります。
もちろん、胎児の状態や妊婦さんの体調によってはその間隔が開いたり短くなったりします。病院から言われなくても、お腹の張りや出血等気になる症状が出たらすぐに受診しましょう。
定期健診の流れ~毎回行う検査~
1.尿検査
尿たんぱく、尿糖の有無をチェックするためです。毎回母子手帳に記載されます。
2.体重測定
体重増加が適正かどうかを見るためです。目安としてやせ気味の人で9~12kg、標準体形で7~12kg、肥満気味の人は5~7kgが適当な体重増加と言われています。
3.血圧測定
妊婦は血圧が少し高くなります。妊娠高血圧症候群の早期発見のためにも毎回測定します。
その後、診察室に呼ばれ問診と超音波検査をします。超音波検査に入る際に、看護師さんがむくみのチェックや子宮底長の測定をすることがあるでしょう。場合によっては血液検査、内診がプラスされることもあります。
妊婦健診の検査にはすべて目的がはっきりとありますので、疑問に感じたら何のための検査か聞いてみると良いでしょう。
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(Photo by:http://www.ashinari.com/)
著者: カラダノート編集部