妊娠・出産
出産を怖がらないで!陣痛の痛みってどんなもの?痛みが続くと脳内麻薬が分泌される?
「陣痛ってすごく痛いそうだし、出産は怖い」と思っていらっしゃる女性が多くいるそうです。陣痛は確かに痛いものですが、決して耐え切れないほどのものではありません。
でなければ、世の中の女性はほとんど出産出来ないということになりますからね。
脳内麻薬が分泌される?
陣痛は長時間にわたって継続して生じる痛みです。「そんなに長い間痛むなんて耐えれるの?」と思われるかもしれませんが、人間の体は上手く作られています。痛みが長時間にわたって続くと、その痛みを楽にしようと脳が痛みを抑制するためのホルモン、エンドルフィンを分泌し始めます。
この中でも特に、βエンドルフィンというものは、脳内麻薬と言われているほどで、モルヒネの6.5倍にもなる鎮痛作用があるとされています。
ですから、個人差はもちろんあるものの、この脳内麻薬の作用により次第に痛みはわからなくなり、お産がどんどん進んでいきます。
このような体の仕組みもありますから、どうか安心して下さい。
頑張ってるのは赤ちゃんも同じです
お産が怖いものであるとか、陣痛は痛いから嫌だなんていうように、決して出産に対するイメージを悪いものにしないで下さい。赤ちゃんが頑張って私達と同じ世界に出てこようと頑張っている証拠が陣痛になります。また、この陣痛の痛みには波がありますから、ずっと痛いわけではありません。
痛みの波が弱まっている時には食事もとれますし、おトイレにも行けます。
また、BGMは○○・アロマをたく…などどんなお産にしたいのか自分の中でしっかりとイメージし、出産を手伝ってくれるスタッフの方と事前に何度も打ち合わせをしておくのも良いでしょう。最高のお産になるように計画を立てましょう。
陣痛は確かに痛いですが、月経時の痛みの酷くなったものというくらいです。
ですから、酷い月経痛に苦しんでいる方は、逆に「陣痛ってこんなものなの?」と思われる方もいらっしゃるほどです。
痛みの度合いや感じ方は人それぞれですから、決して怖がりすぎることのないようにして下さい。
(イラスト by: http://www.irasutoya.com )
著者: カラダノート編集部