妊娠・出産
切迫早産!これから一体どうなるの?気になる疑問に答えます
切迫早産と診断されるとパニックになるかと思います。でも切迫早産は「早産」ではなく「早産になりかかっている状態」なんですよ。慌てず、悲観しすぎずに対応することが大切です。今回は診断されたあとどうなるかをまとめました。
どんな治療をするの?
症状のレベルにあわせた安静となります。軽度の場合には自宅安静になりますが、子宮頸管がかなり短い場合は入院し、張り止めを使用します。退院できるまでの期間は人それぞれであり、中には出産まで入院生活が続く場合もあるようです。原因が局部の感染症である場合には膣洗浄や抗生剤で治療を行います。
治療後の経過は?
症状がなくなれば徐々に普通の生活になります。安静生活が長く続くと体力が低下してしまうため、正産期以降は出産に向けた体力をつけるために積極的に体を動かしお産に備えるようにします。
予防するためにできることは?
このくらいなら大丈夫!と無理をしないことです。また、免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなり、子宮収縮にも繋がってしまうので、日頃から疲れをためず、バランスのよい食事を心掛けましょう。そして医師の指導は必ず守るように注意しましょう。
切迫早産の人は予定日より早く出産になるの?
正産期まで入院し張りどめを投与していたような人は、予定日より早く出産する傾向があるようですが、予定日より超過する方も多いです。いずれにしても出産準備は早めに終わらせておくことが大切です。
切迫早産になると次の妊娠もなりやすい?
体質の関係もありますが、どうしても上の子の世話などで無理をしやすく繰り返す方もいるようです。周りの人のサポートを受けましょう。
ママのお腹の中での1日は、外の世界の1週間分と同じともいわれています。ママは大変ですがなるべく長くお腹にいさせてあげられるよう頑張りましょう。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部