育児
お子さんの睡眠時間は何時間?小さい子どもに意外に多かった!睡眠不足の実態とは
お子さんは睡眠不足ではありませんか?
子どもに睡眠不足なんてあるの?と思うでしょうか?環境省の調べによると、子どもの中には睡眠不足の状態にある子がいることが明らかになっています。
小さい子どもが睡眠不足の実態
環境省が10万人の子どもを対象に行った健康調査によって、子どもに睡眠不足の実態があることが明らかになりました。
2016年1月に発表されたのは、胎児から13歳までの子どもを対象にした調査の中間報告です。
それによると特に小さい子どもにおける睡眠不足の実態が明らかになっています。
具体的にどれくらいの子が睡眠不足?
ではその報告では具体的にどんな数字が報告されているのでしょうか?
<<昼寝を含む睡眠時間が10時間に満たない子ども>>
1歳…3%
1歳半…5%
3歳…7%
<<就寝時刻が午後10時以降の子ども>>
1歳…13%
1歳半…16%
3歳…29%
これらの結果が得られたと言います。3歳児の7%もが、睡眠時間が10時間に満たず、睡眠不足の状態だというのです。
ちなみに、子どもの理想的な睡眠時間は、
1~3歳…12~14時間
4~6歳…10~13時間
7~12歳…10~11時間
13~18歳…8~9時間
とされています。もちろん睡眠時間が確保されているからと言って、就寝時間が遅くてもよいわけではありません。
夜に眠って朝にきちんと起きるリズムを作ることで、子どもの成長や健康につながるのです。
懸念される悪影響
逆に言えば、子どものうちから睡眠不足だったり、就寝時間が遅かったりするとどうでしょう?
当然発育への悪影響も考えられますし、健康への悪影響も考えられます。
特に最近言われるのは肥満との関係です。睡眠時間が短かったり、就寝時間が遅く、覚醒と睡眠のリズムが乱れると肥満につながると言われています。
一度睡眠時間を確認してみては?
「うちの子の睡眠時間は何時間か」きっちりはかっている人も案外少ないと思います。
一度きちんと睡眠時間・就寝時間をきにしてみてください。睡眠時間が少なければ日中の活動を増やすなどの対策が取れます。
お子さんの発育・健康のために、ちょっと気にしてみてはどうでしょう?
(Photo by:写真AC )
著者: カラダノート編集部