妊娠・出産
出産準備は入院準備だけじゃない!~分娩の準備について~
出産の準備は整いましたか?出産予定日が近づいてきたお母さんは、病院の指示通り、入院の準備は万端だとおもいます。
赤ちゃんへの対面までは、陣痛からはじまり、入院して分娩、出産という流れで進んでいきます。
陣痛から分娩にかけての準備は、意外と見落としがちです。陣痛が始まってから準備をするのは、難しくなるため、事前に分娩に向けての準備も整えておきましょう。
今回は、分娩の準備についてご紹介します。
赤ちゃんとのご対面まで
陣痛が始まったら、とりあえずお風呂に入って、軽く食事をとって…と考えているお母さん!赤ちゃんと会える始まりは、必ずしも陣痛から始まるわけではありません。
先に破水をしてから、陣痛が始まる場合もあります。自宅にいるときに陣痛が始まったら、間隔が短くなるまではしばらく自宅で過ごすことができますが、破水をした場合はすぐに病院に向かわなければいけません。
赤ちゃんとのご対面までの順序は、その時になってみないと分からないのです。
そのため、入院準備だけではなく、陣痛が始まってから分娩室に入るまでの準備もしておくことをおすすめします。では、具体的にはどういう準備をすればよいのでしょうか。
分娩のために準備しておくとよいもの
フェイスミスト
顔にふきかけると、陣痛中のリフレッシュになります。入院中の保湿用にも使えます。
うちわ
陣痛の痛みが強くなれば、痛みと戦うために汗をかくことがあります。付添いの人にうちわであおいでもらいましょう。
ストロー付きの飲料ボトル
横になりながら飲めるので便利です。陣痛が始まったら、こまめに水分補給しましょう。陣痛中の水分補給はイオン飲料水がおすすめです。
手軽に食べれるもの
栄養バーや、ゼリータイプの飲料があると、横になりながらでも食べやすいです。陣痛が始まれば、次はいつ落ち着いてごはんが食べれるか分かりません。陣痛の痛みが弱いうちに、何か食べておきましょう。
ゴルフボールかテニスボール
いきみのがし用にあると便利です。付添いの人に手をグーにして、おしりの辺りを強く押してもらうと、陣痛の痛みが和らぎます。しっかりと押してもらわないと意味がないので、手の代わりにボールを使うのもよいでしょう。
アロマオイル
子宮の伸縮作用があるために、妊娠中に使えなかったアロマオイルも分娩時なら使用可能。一般的なものだと、ラベンダーは陣痛を促進する作用があります。
タオルにアロマオイルをしみこませて使用しましょう。香りがひろがるので、病院によってはアロマオイルが使用できない場合もあります。事前に確認しておきましょう。
冷えピタ
ほてった顔を冷やすのに、おでこにはったり、首の後ろにはったりして使いましょう。
事前の準備でリラックスした分娩を
初めての陣痛、2回目の陣痛、何回目の陣痛なのかは人それぞれです。また何回経験しても陣痛から分娩までは、ドラマが生まれます。
陣痛の痛みは、言葉では表すことができません。分娩よりも陣痛の痛みのほうが、つらかったという人も多くいるようです。
赤ちゃんの顔を見たらすぐに陣痛の痛みなんて、忘れてしまうものですが、少しでも紛らわすことができるならそれに越したことはありません。
事前に準備を整えて、万全の状態で出産を迎えてくださいね。
(Photo by:https://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部