妊娠・出産
妊娠中の手足のしびれ…原因は○○不足だった?!対策に効果的な食事3つのポイント
妊娠中に手足がしびれて、夜に何度も目覚めたという経験を持っている方は多いようです。
妊娠中に手足がしびれる理由と対策方法を見ていきましょう。
妊娠中の手足のしびれは、むくみとビタミン不足が原因
妊娠中の手足のしびれは、一部の血管が圧迫されることによって起きます。
手足は手首、足首に神経が集まっているので、そこが圧迫されると神経障害を引き起こしてその症状としてしびれが起きるのです。
妊娠中に起きやすい理由は、妊娠中はむくみがひどくなることからです。
むくみによって普段よりも手首・足首の神経が圧迫されるのでしびれが起き、夜に目覚めてしまうことも増えます。
その神経障害の原因となるのがビタミン不足で、つわりなどで栄養が摂れていないとただでさえ神経障害になりやすい状態で、そこにむくみがプラスされることでさらにしびれがひどくなると考えられます。
むくみ対策をしっかりする
むくみ対策の一つは、塩分や水分の摂りすぎに注意するということです。
妊娠中期になってつわりがだいぶ治まってくると、塩分の多いものを好むようになるという方も多いですが、塩分はむくみの敵です。
手足のしびれは出産後には自然と治る
ビタミン不足とむくみが原因となる妊娠中の手足のしびれですが、出産後に治るという方が大半を占めています。
ですので、ある程度しびれがあっても気にしない、むくみ対策とビタミン不足を解消して様子を見るというのが一般的な治療方法となります。
妊娠中の手足のしびれの原因はむくみとビタミン不足にあり、むくみ対策にはまず塩分を控えることが重要です。
なお、これらの手足のしびれは、出産後には自然と軽快する場合がほとんどですので安心してください。
妊娠中のしびれ症状の対策に効果あり!な食事の仕方
妊娠中のしびれは日常生活に影響を及ぼすこともあります。
ペンが持てなかったり、料理をするのに手間がかかったりといった感じです。
しびれに少しでも対策するための食事メニューを見ていきます。
しびれ対策の食事はビタミンが重要
妊娠中のしびれは神経障害によるもので、神経障害はビタミン不足から引き起こされるので、しびれ対策にはビタミンの摂取が欠かせません。
具体的にどんなビタミンを摂取するかというと、ビタミンBやビタミンEなどが中心となります。
同時に、むくみ予防のために塩分を過剰摂取しなくてよいメニューが適切です。
ビタミンBが摂取できるメニューはお肉
ビタミンBを摂取するためのメニューにはお肉が多いです。
妊娠初期はお肉の臭みが気になる方も多いので、味付けで工夫しましょう。
豚肉の生姜焼き、棒棒鶏サラダ、カツ丼などがビタミンBをうまく摂取できるメニューです。
棒棒鶏サラダなどは臭みがあまりなく、食べやすいメニューといえます。
プラスして葉酸摂取のためほうれん草などをつけるとベストです。
生ものは避けて!
ビタミン摂取のメニューにはお肉が多いですが、生ものは避けておいた方がよいです。
妊娠中は体が敏感になっており、お肉に限らず生ものはあまり好ましくありません。
お肉を食べるときには、しっかりと火を通したものを摂取してください。
また、野菜を同時に摂ると栄養的な面でもメリットがより多くなりますので、少し気を配るようにしましょう。
ビタミンをしっかり摂れるバランスのいい食事を
妊娠中のしびれを防ぐためには、ビタミンの摂取が必要になります。特にビタミンの宝庫である肉類中心のメニューとなります。この時、馬刺しなど生で肉類を食べないように気を付けましょう。
また肉料理だけですと、栄養が偏ってしまいます。野菜も積極的にとるようにしてバランスのいい食事を心がけるようにしてくださいね。
(Photo by:http://www.photo-ac.com/ )
著者: カラダノート編集部